災害について考える
ブログをご覧のみなさま、こんにちは
かなえでは月に1回、職員研修の日を設けております。
テーマは障害福祉制度から障がいそのものに関すること、法定のものなど様々ですが、先日は「BCPについて」をテーマに勉強会を開催しました(その様子を撮って載せる予定でしたが撮り忘れました🤷♂️)
BCPをご存じない方もみえると思いますので説明しますと、日本語で「業務継続計画」と言われるものになります。
地震や水害、ウイルスのまん延など有事が起きた際、企業へのダメージをできる限り減らし、また業務の再開をより早く行うためプロセスを定めた一連の計画がBCPになります
一般の業種でもBCPを策定している企業様は多いと思いますが、福祉業界は社会資源として無くなると生活に直結する方々も多いため、策定や研修が各事業所に義務付けられています。
そんな訳でかなえでもBCP本体の再共有や危険個所、有事を想定した机上訓練や、避難箇所の確認などを今年も行いましたが、例年これが中々盛り上がるんです。
BCPを作らないといけない理由や、盛り込まないといけない内容の説明は眠気との闘いですが、いざ有事が起きたら?どういった対応が必要?何が足らない?という事については実際に起こりうるかもしれないことであり、さまざまな意見が挙がりました。
研修の成果を振り返ると、BCP研修は絶対に行った方がいい。なんなら年2回でもいいかも・・・(とは言えども他に研修しないといけないことがたくさんあるので時間も無い🤦♂️)と痛感します。
冒頭でも説明した通り、福祉事業所のBCP対応は義務化されていますのでどの事業所様も行っているかと思います。
ただ作成はしているけど研修までは・・・という事業所様がみえましたら、難しいことはいらないので、危険個所の確認だけでも研修をしてみてください。
作成時には見えなかった問題点、BCPに記載はいらないものの検討が必要なことがいろいろと挙がってきます。
そして何より、事業所職員が我がこととして捉える機会になり意識向上に繋がる。これがBCP研修の一番の効果になります。
ぜひ研修の開催をおススメします。